プロテインを飲むときに欠かせないのが「プロテインシェイカー」です。
初めて使う人の中には、以下のような疑問を持っている人もいるかと思います。
- そもそもプロテインシェイカーはどうやって使うのがいいの?
- 付属している金属のバネって何の役割があってどう使うの?
- プロテインシェイカーを使う際の注意点があれば教えて欲しい
特に、シェイカーの中に入っている「バネ(ブレンダーボール)」の役割については、知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、プロテインシェイカーの正しい使い方や注意点、シェイカーを選ぶときのポイントについて解説します。
プロテインシェイカーのバネの役割

まずは、プロテインシェイカーについてくる「バネ(ブレンダーボール)」の役割について紹介します。
このバネは「ブレンダーボール」と呼ばれ、水とパウダー状のサプリをシェイクする時に溶けやすくする役割を果たします。
使い方としては、シェイカーの中にバネを入れて水とサプリと一緒に混ぜるだけ。

これだけで溶けやすさがアップします。
ブレンダーボールを使用するタイミングは、シェイカーが空っぽの状態で一番最初に入れても良いですし、水や牛乳、プロテインなどを全部入れてからフタを閉める直前に入れてもOKです。
プロテインは、フレーバーによってはダマになりやすいものも有りますよね。
そんな時はボール状のバネと一緒にシェイクすることで、ダマになるのを防ぎやすくなります。
プロテインシェイカーとバネの使い方
実際にプロテインシェイカーとバネ(ブレンダーボール)を使った、プロテインドリンクの作り方を紹介します。
- シェイカーに水を入れる
- シェイカーにブレンダーボールを入れる
- プロテインを入れる
- フタを閉めてシェイク
- 完成
プロテインのシェイクの仕方ですが、水を先に入れてからパウダーを入れるのが基本です。
先にパウダーを入れてから水を入れると、うまく混ざらずダマになりやすくなるので注意です。
次にシェイカーにバネ(ブレンダーボール)を入れます。

なお、シェイカーの側面には、容量の目安が記載されています。

左の数字がオンス(oz)、右の数字がミリリットル(ml)です。
続いてプロテインパウダーを入れます。

フタを閉めたらシェイクします。

これで、プロテインシェイクの完成です。

ブレンダーボールを使わない時に比べて綺麗に溶けやすくなります。
バネ有りとバネ無しで溶けやすさを比較
「バネ有りとバネ無しで溶け具合はどのくらい変わるの?」と気になる方もいるかと思います。
そこで、ダマになりやすいプロテインで、溶けやすさを比較してみました。
どちらも200mlの水に付属スプーン1杯いれて、15回シェイクしました。
左の列がバネ無しでシェイク、右の列はバネ有りでシェイクした流れになります。
【バネ無し】




【バネ有り】




左の列のバネ無しのほうが、明らかにダマが多いのが分かります。ボトルの内側や蓋の内側にダマになっているプロテインの付着が多めです。
それに対し、右側の列のように、バネを使った場合はダマはかなり少なくなりました。
今回は15回のシェイクでしたが、もう少しシェイクすることでダマはほとんどなくなります。
プロテインのシェイカーを使う際の注意点
プロテインシェイカーを使う際の注意点を解説します。
シェイクする前にフタをしっかり閉めること
シェイカーを使っていて稀にあるのが、フタを閉め忘れたまま思いっきりシェイクしてしまい中身が飛び散ってしまうこと。
筆者も何度か経験しています。
プロテインシェイカーのフタは「カチッ」と閉まる音がするので、音がなるまでしっかり閉めましょう。
フタ裏の溝にパウダーが溜まりやすい
シェイカーのフタ内部は溝が多いので、液体が溜まりやすいです。
以下の写真のように、キャップの溝、フタ内側の溝に溜まっていきます。


使い込んでいくと溝にサプリが溜まって汚れてくるので、溝部分はしっかり洗ったほうがいいです。
飲んだらすぐに水洗いをする
シェイカーを長くキレイに使うのであれば、毎回の利用後すぐに水洗いをすることです。
というのも、プロテインにしろアミノ酸にしろ、シェイカーのフタについて固まりやすいからです。
プロテインを飲んだ後、長時間放置しておくとこんな感じで固まってしまいます。

固まると洗うのがちょっと手間になりますし、あまり衛生的ではありません。
ジムで使った際などすぐに洗うことができない場合は、水洗いをするだけでもその後のお手入れが楽になります。
プロテインシェイカーを選ぶポイント
プロテインシェイカーを選ぶときは、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
まず容量です。
一般的には400ml〜800mlくらいのサイズがあります。
- プロテインをシェイクして飲むだけなら、500mlくらいのサイズがおすすめ
- ジムのトレーニング中にドリンクを飲む場合は、800mlくらいの大きめサイズがおすすめ
次に、バネ付きかどうかも重要です。
粉をしっかり混ぜたいなら、ブレンダーボールが付いているタイプを選ぶと、ダマになりにくくなります。
また、漏れにくさや耐久性もポイントです。持ち運びするなら特に、しっかりした構造で安心感のあるシェイカーを選ぶと失敗がありません。
こうした条件を満たしつつ、デザイン性にもこだわりたい人に人気なのが「ブレンダーボトル」です。

ブレンダーボール付きで混ざりやすく、見た目もシンプルで使いやすいです。サイズ展開、カラーも豊富なのでチェックしてみてください。
まとめ
プロテインのシェイカーの使い方、バネの役割、 使う際の注意点を解説しました。
ブレンダーボールを使うことで溶けやすさが大幅にアップするので、溶けにくい場合は使ってみることをおすすめします。
使った後は軽くでいいので、水洗いをすることで長期間に渡ってキレイに使っていくことができますよ。
ぜひ参考にしていただければと思います。